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ミンコフスキーのハイドン [音楽]

 シンフォニーが無性に聴きたくなり、みなと図書館からミンコススキーのハイドンセットとズイトナーのベートーベンを借りてきた。ズイトナーは1番を聴いてみた。ベートーベンの古典的シンフォニーを古典的オーケストラ(シュターツカペレベリリン)が古典的に演奏。3番以降はどうなるのか。
 ハイドンはこれまでワルター、クレンペラー、バーンスタイン、セル、ベームの演奏が、それぞれ個性があって好きだ。(カラヤンのハイドンはちょっとどうも)新しいところではラトルのパリ交響曲もよかった。ワルターは温かみと音楽への愛情を感じる演奏、クレンペラーはどこまでも厳しく峻烈な演奏ながらヒューマンなところも感じさせる。バーンスタインはまず自分が楽しみ、それが聞き手に伝わる。セルはとにかく細かいところまで血が通った緻密な音楽、ベームはちょっと無骨で古典的な見本の演奏だが、かみしめると味わいがある。ラトルは・・・。
 ミンコフスキーは発売当時評判になったCDらしいが、とても面白い。ヴィブラートのない、次から次へと流れる音楽だが冷たさは感じない。独善的でなくオーケストラとともに音楽を作りながら、自分の音楽もきちんと表現している。
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