武甲山登山
今年最初の山登りは、1月4日秩父の武甲山に行った。正月の澄んだ空気で山頂からは北アルプスまで見える。過去の写真ではこの通り鹿島槍ヶ岳が写っている。
小手指から朝一番の下り電車のり、飯能で乗り換え、6時20分横瀬着。線路北側の駅前から南側に抜けるトンネルがあったので近道と思い抜けてみた。グーグルマップでは通路程度の道が書いてあったが実際はほとんど藪のなか。それでも何とか生川への道に出られた。登山口まで約1時間半のロード。途中の石灰石工場はすでに操業中。大型トラックが石灰石をセメント工場へ運んでいた。年中無休の石灰石の採掘が少しずつ武甲山の形を変えていったわけだ。
8時に登山口に到着、駐車場には30台ほどの車。頂上には御岳神社があり、正月向きの山なのだろう。ダウンを脱いで登りにかかる。頂上まで2時間弱。途中に大きな杉の木が2本あるだけで、杉林の中、眺望は全くない。神社にお参りして裏手の展望台へ上がる。残念ながら西には雲があり浅間まではかろうじて見えるが、北アルプスは見えなかった。甲府市内は一望できるが、市街上空を抜けた北風が山頂にあたり猛烈に寒い。写真を撮って神社横の休憩場所で休む。
おにぎり2個を食べて子持山方向に降りる。南斜面なので雪はほとんどない。鞍部のシラジクボからは北面ののぼりとなり雪があるが、せいぜいい5cm程度。子持山を過ぎ大持山手前の長めに良い岩場で八ヶ岳方面を撮影。両神山がきれいに見える。アマチュア無線を持った登山者が来ていろいろとは話をした。普段はハンググライダーで飛んでいるそうだ。1500mまで登ると五竜岳が見えるそうだ。
大持山を下り、妻坂峠への分岐では東側が大きくひらけ、西武ドームが見え、はるか彼方に都心のビル群が見える。予定を変更して殺風景な生川側はではなく、名鳥首峠まで行って名郷に降りることにした。小さなピークをいくつか越えて鳥首峠まで1時間。落葉樹林で樹間から眺めがあるのがうれしい。杉林では何も見えない。少しずつ雲が出始めるが、雨が降るほどではない。予報では用には雨になるらしい。鳥首峠は杉林の中で左に折れて名郷を目指す。15時50分のバスに飛び乗って17時前に飯能到着。腹が減ったので駅前で焼き鳥やで一杯。
コースタイムは合計すると8時間以上だった。実際8時から休憩を含めて9時間半ほど歩いた。
越辺川の白鳥 [野鳥]
2020年1月2日川島町の越辺川(おっぴがわ)の白鳥を見に行った。
本川越からバスで20分ほど川島郵便局前でおりて15分ほどで白鳥自生地に着く。優雅に泳ぐ白鳥
周辺には100人近いカメラマン、白鳥も100羽ほどか。
気の荒い白鳥が喧嘩
飛び姿は優美
カメラマンが待ち構えているのも飛び姿
これはオナガガモ
八時過ぎから9時ごろまで10羽ほどが舞い上がった。
小手指の自宅から1時間ほどのところで野生の白鳥が見られるとは意外だった。
さすがにカメラマンは多いがマナーを守って撮影されていた。
越辺川は昨年川越で堤防が決壊して被害が出てニュースになった川だ。
確かにこのあたりで越辺川は入間川に合流し、されに入間川が荒川に合流する。
昔から氾濫の多い場所の様だ。川岸に護岸工事を進めた人の顕彰碑もあった。
堤防上からは浅間山、男体山、日光白根山、筑波山が見えた。平坦な地形のなせるところなのだろう。