春のきのこ二題 [植物]
自宅の庭の草刈りをしていたらキノコが見つかった。GoogleLenzで検索したら食用のアミガサタケと判った。
こんなところに生えていた。
ヨーロッパでは高級食材として流通しているらしい。春に採れるキノコは珍しいので間違いない。早速食べてみた。
茹でてからバター焼きにしたが味は微妙。茹でたことで味がゆで汁に出てしまったのか。次回は調理方法を改善しよう。なぜ自宅の庭に出てきたのか不思議だが、それほど珍しくはないようなので、緑森でも探して再挑戦したい。
もう一つは借りている畑に生えたキクラゲ。畑に地主さんが伐採した梅の木が置いてあり、そこに生えてきた。
乾燥していると気づかないが、このところの雨で水分を吸って膨らんだ時に見つけた。
きれいに洗うとこの通り。
キクラゲとトマトの卵炒めと佃煮にしておいしく頂いた。まだ畑に植えた作物は収穫できていないが、こちらは意外な新しい畑からの収穫第一号となった。まだまだ沢山あるのでしばらくはキクラゲには不自由しないだろう。
そういえば緑森の伐採体験の時にもらってきたシイタケの榾木(ホダギ)。今は仮伏せで横向きにしてある。6月には高温に注意して日陰の風通しの良い場所に本伏せにする。早ければ今年の秋に収穫できるかもしれないがたぶん来年だろう。
タグ:アミガサタケ
緑の森博物館園路巡回 [植物]
緑の森博物館の園路巡回に行ってきた。
中尾さんによる公式記録はこちら
自宅から緑の森博物館まで徒歩で1時間と少し。途中で目にとまったのがこちら。
休んでいただけなのか、巣穴なのかはわからないが、垂直の壁なのでヘビはまず登れないだろう。
春の野は花盛りでスミレはタチツボスミレ、マルバスミレ、ニョイスミレの3種類を見つけた。
里のソメイヨシノはそろそろおしまいだがヤマザクラは見ごろ。
とはいっても葉が同時に出るのでソメイヨシノのような華やかさはない。ほかに木の花はアケビ、ニワトコ、アオキ、エノキの花が見られた。
アケビ
ニワトコ
エノキ
去年の秋に見に行った、新国立劇場でやっと上演されたワーグナーの楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」にはニワトコのアリアというのがある。第二幕で主人公のハンスザックスが「ニワトコのいい香りだ。優しく、生命力にあふれている!この香りを吸い込むとリラックスして、詩的な気分になる。」(オペラ対訳プロジェクトから引用)と歌う。
ちょっと今咲いているこの花のイメージとは合わない気もするが、実はヨーロッパではこの花からシロップや酒を造ったり、薬草としても利用されるらしい。日本語でもニワトコは「接骨木」と書くので薬草としての利用はあったのかもしれない。
そろそろまたオペラを見に行きたくなってきた。
巡回を終わって案内所の前の水鳥の池を見ると去年根元が腐って池に倒れこんだヤマザクラに花が咲いていた。
花のついた枝と幹は根からは離れているのだが、池の水につかっているため生きのびて花まで咲かせたらしい。サクラは全体に独特のかおりがあるため腐りにくい(桜の葉はなかなか堆肥にならない)のが良かったのか。もし根付いたら緑森の新しいシンボルツリーになりそうだ。
帰り路ではニリンソウやカタクリの花を見ることができた。
比良の丘は花盛りだった。
大きな写真はこちらから
タグ:ニワトコ
タブノキ [植物]
浜離宮 [植物]
5月24日昼休み浜離宮へ
今年最高の暑さ。入り口の看板でヤマアジサイの案内があり、早速いってみたが、一番奥のフェリー乗り場のそばでした。汗かきました。
ヤマアジサイ
ヤマアジサイはガクアジサイとは違う種類のようです。葉につやが無く先端がとんがる。ガクアジサイはまだほとんど咲いていません。ふつうのアジサイはガクアジサイからヨーロッパで作り出された園芸種のようです。
アジサイ
こちらはカシワバアジアイ
ほかにも
ハゼノキの花
紅葉は目立つが花は地味
ソメイヨシノの実
黒く熟した実を食べてみたが濃厚な味
タブノキの実
タブノキはアボガドの近縁で似たような味がするらしい。まだ熟していなかったので、食べられるようになったら報告します。
今年最高の暑さ。入り口の看板でヤマアジサイの案内があり、早速いってみたが、一番奥のフェリー乗り場のそばでした。汗かきました。
ヤマアジサイ
ヤマアジサイはガクアジサイとは違う種類のようです。葉につやが無く先端がとんがる。ガクアジサイはまだほとんど咲いていません。ふつうのアジサイはガクアジサイからヨーロッパで作り出された園芸種のようです。
アジサイ
こちらはカシワバアジアイ
ほかにも
ハゼノキの花
紅葉は目立つが花は地味
ソメイヨシノの実
黒く熟した実を食べてみたが濃厚な味
タブノキの実
タブノキはアボガドの近縁で似たような味がするらしい。まだ熟していなかったので、食べられるようになったら報告します。