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新国立劇場 椿姫

12月7日、初台で楽日の椿姫を見た。ヴィオレッタ役のパパタナシュが特に素晴らしかったので、いいオペラを見ることができた。

パパタナシュはギリシャ人で舞台栄えのする容姿と歌唱力のあるソプラノ。ギリシア人といえばマリア・カラス、アグネス・バルツァ、テオドッシュなど個性的な歌手が思い浮かぶ。パパタナシュは派手さもあり、聞かせどころでは聴衆を引きこむ力があった。特に4幕のフィナーレは熱演で、聴衆の涙を誘う歌唱だった。

ジェルモンを歌った日本人歌手須藤慎吾も素晴らしかった。


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